購入までの流れ
1.カウンセリング
どんな時に不便を感じるのか、どういう音が聞こえにくいのかなど、ご自身の現在の『聞こえ』の状態をできるだけ詳しく教えてください。また、補聴器に関する疑問や不安なども、遠慮なくご相談下さい。
2.聴力測定
適切な補聴器のフィッティングのために純音聴力測定と言葉の聞き取りテストを行います。わたなべ補聴器には防音室、聴力測定室があり、その中に聴力測定、補聴器効果測定機器、補聴器特性測定器がございます。
※すべての測定には最低30分程度必要です。
3.補聴器の機種選定
聴力測定の結果を踏まえたうえで、お客様の聴力や目的に合った最適な補聴器を選びます。
色々なメーカーがございますがそれぞれのメーカーに得意分野があり、同様の機能を持った補聴器でも、価格に差があることもありますので、 経験豊かな渡辺補聴器のスタッフがご希望に沿った提案をさせて頂きます。
4.フィッティング
お一人おひとりの聴力の状態に合わせて、補聴器の音域や音質、出力などきめ細かな調整を行います。
5.補聴器の効果測定
補聴器をつけ、『聞こえ』がどの程度改善したのか、効果が得られているのかを測定します。
効果の出方には個人差があり、全ての方に同様の効果が出るわけではありません。
防音室から出て、室内、室外などの環境を変えてチェックします。
テレビや電話など特定の使い方のチェックをします。
最新の補聴器では通信技術を応用して、テレビや電話の音を直接補聴器で聞くことの出来るものが増えてきています。 補聴器用アクセサリーにも様々なものがありますので、それらの機能も確かめて頂きます。
※測定には20分程度必要です。
6.試聴
わたなべ補聴器は積極的に試聴貸し出しを行っています。
実際にご自信の生活環境で補聴器をつけてお過ごしください。静かなところだけではなく、色々な環境で言葉がどう聞こえるのかもお試し下さい。
補聴器が初めての方はもちろん、買い替えをお考えの方にも、1週間から2週間程度の試聴用補聴器の貸し出しを行っております。
7.ご購入
気に入った補聴器が見つかりましたら、いよいよご購入です。補聴器は、お一人おひとりの聴力や耳の形に合わせてつくるので、その場ですぐに持ち帰ることができるわけではありません。通常、補聴器の製作にはおよそ1週間かかります。
※その場で持ち帰ることの出来るモデルもあります。
8.アフターフォロー
補聴器のご購入後も、色々な環境での聞こえを確かめながらさらに調整を重ね、満足の行く補聴器に仕上げていきます。少しでも気になることや不具合がありましたら、すぐにご相談下さい。